世界各国の農園レポート
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農園一覧
エルサルバドル
Elsalvadorエルサルバドル
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Los Pirineos
ギルベルト氏は「ラ・クンブレ」農園エミリオ氏の従兄弟。エルサルバドルは小さい国なので、生産者同士で血縁関係にあるのはそう珍しくないのだそう。
彼は、生産者だけでなくフランチャイジーとしても活躍。圧倒的な決断スピードと資金力でかつては2,000人を超える従業員を抱えていたそうだが、現在は売却し、コーヒー一本でいこうと決めてコーヒーの生産に励んでいる。
奥様(超美人)とお付き合いするために、バラの花束100本を贈り続けたほど徹底した性格の持ち主。その徹底ぶりはもちろんコーヒー栽培にも向けられており、カーボニックマセレーションもここで様々な実験ロットを作っている。2023.02.09
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La Cumbre
ラ・クンブレは2018年COE1位に輝いた農園で、そのコーヒーをハニー珈琲が落札して以来のお付き合い。農園の標高は1,500mと高くはないが、それぞれの農園の持つ条件を生かして、品種の選定や栽培方法を行っている。
日本のロースターがCOEで盛んに上位落札をしていた2000年代初頭。日本での珈琲販売を夢見ていたエミリオ氏は、日本とのつながりを持ちやすいCOEで1位にならなければいけないと考えていたらしい。
それから12年後の2018年に初の1位入賞を果たしたことは、彼のコーヒーの本当の素晴らしさを証明できた。それまで10年来の顔見知りだったハニーおやじにとっても、彼のコーヒーを販売出来ることは非常にメモリアルな瞬間だった。
エミリオ氏は農園のほかにも学生時代を過ごした第2の故郷ポートランドにロースターの会社を経営しており、エルサルバドル国内で豆の卸業、マックカフェにも卸している。また、アメリカのロースターズギルドの委員長を長年勤めた国際人でもある。2023.02.06
Ethiopiaエチオピア
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Uraga
ウラガはエチオピア南部に位置し、イルガチェフェ地域に近い。このエリアは、20を超える行政区域で作られており、様々な気候条件、標高条件も違い、ウラガの中でも様々な味わいがある。生産実験場としても利用しており、近年ではプロジェクト・オリジンが独自で生み出した「スーパーナチュラル」もこの地域で実験された。
グジ地域の水洗処理場にカバー付きのアフリカンベッドを寄贈したり、プロジェクト・オリジンと協力して井戸を掘ったり、生産エリアと処理場の間に橋を作ったりして、より良い品質のコーヒーが作れるようなサポートをしている。2023.02.06
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イルガチェフェ
イルガチェフェは、エチオピアコーヒー生産地域として一番有名。このエリアのコーヒーは、"ガーデンコーヒー"といって、数千を超える生産者が裏庭で作ったコーヒーを一つの水洗処理場へ集めて生産されている。コチェレもイルガチェフェに属している。
2022.10.28