La Cumbre
La Cumbre
- 農園名
- La Cumbre(ラ・クンブレ)
- 地域
- サンタアナ
- 標高
- 1,500〜1,550m
- 品種
- ブルボン、ゲイシャ
- 生産者
- エミリオ・ロペス・ディアス
農園紹介
ラ・クンブレは2018年COE1位に輝いた農園で、そのコーヒーをハニー珈琲が落札して以来のお付き合い。農園の標高は1,500mと高くはないが、それぞれの農園の持つ条件を生かして、品種の選定や栽培方法を行っている。
日本のロースターがCOEで盛んに上位落札をしていた2000年代初頭。日本での珈琲販売を夢見ていたエミリオ氏は、日本とのつながりを持ちやすいCOEで1位にならなければいけないと考えていたらしい。
それから12年後の2018年に初の1位入賞を果たしたことは、彼のコーヒーの本当の素晴らしさを証明できた。それまで10年来の顔見知りだったハニーおやじにとっても、彼のコーヒーを販売出来ることは非常にメモリアルな瞬間だった。
エミリオ氏は農園のほかにも学生時代を過ごした第2の故郷ポートランドにロースターの会社を経営しており、エルサルバドル国内で豆の卸業、マックカフェにも卸している。また、アメリカのロースターズギルドの委員長を長年勤めた国際人でもある。
最新2023.02.06
ハニーおやじの最近のお気に入りは「ラ・クンブレ」です。
ハニーおやじの最近のお気に入りは「ラ・クンブレ」です。 今月は既に2度ほど紹介しましたが、何回飲んでも、飲む度にため息が出るような美味しさに感動しています。本当に農園主エミリオ氏の傑作だと思います。品種はゲイシャですが、ゲイシャだから買ったのではなく、カップクオリティが良かったから買ったらゲイシャだったと云うことです。エミリオ氏もゲイシャだからと言って高い値段をつけたりはしていませんので、これこそフェアな取引だと言えますよね。 まあ、そうは言っても安くはないので、気軽にとはいきませんが、是非味わって頂きたいコーヒーの一つです。
「ラ・クンブレ」は、エルサルバドルはサンタ・アナのアティキサヤという地域にある農園で、農園主はエミリオ・ロペス・ディアス氏です。エミリオの存在は、10年以上前から知っていましたが、2018年のカップオブエクセレンスで「ラ・クンブレ」が優勝し、それをハニー珈琲が落札したことがきっかけでお付き合いが始まりました。 この優勝を機にエミリオは憧れの日本を訪問し、博多にも来られました。(COEで一位になるまで日本には来ないと決めていた) 彼が優秀な農園経営者だということは知っていましたし、彼も私たち家族のことをよく知っていましたので、その翌年、彼の農園を訪問し、買い付けしました。この「ラ・クンブレ」は、そういう経緯で買い付けたロットです。このロットはゲイシャなのですが、エルサルバドルに入ってきたゲイシャの中には、フレーバーがそれほど強くないものが多く、もしかするとゲイシャだとは気付かないかもしれません。ただ、エミリオらしく、とても丁寧に作られていて、舌触りは抜群、酸の質も甘さを伴って心地良く、後口も本当に綺麗に収束していきます。さらに口に含んだ時の透明感は抜群です。 このエミリオの苦心作を是非味わって頂ければと思います。