Producer | :Jamison Savage |
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Farm | :Morgan Estate |
Region | :Volcan, Chiriqui |
Altitude | :1,700 - 1,850 m |
Harvest | :Dec. - Feb. |
Variety | :Geisha |
Process | :Carbonic Maceration Natural Amber |
Lot | :Comet |
Producer | :Pepe Jijon |
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Farm | :Fincas del Putushio |
Region | :Loja |
Altitude | :2,222m |
Harvest | :March / April 2024 |
Variety | :Typica Mejorado |
Process | :Washed |
生産者のぺぺさんは、コーヒーの生産をはじめる前は、プロの登山家としてエベレストに登頂したことがあり、何より自然をこよなく愛している方です。今年10月には初来日、福岡にも来てくださり、一緒に時間を過ごしました。
この農園は、2019年に購入したばかりで、このロットが商業用として生産された初めてのロットとなります。今年7月、農園に訪問した際にカッピングをして感動し、ぺぺさんよりいち早く分けてもらえたので、皆さんへお披露目したいと思います。
3,000年以上前にさかのぼる工芸品があるような歴史あるこの地域は、エクアドルの中でもかなり高い約2,200mの高地で栽培されており、そんな産地を思わせる芯のある爽やかな酸味とジューシーでコーティングされた口当たりが特徴です。
Producer | :Leonardo Guevara Orton |
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Farm | :Palma Real |
Region | :Cusco |
Altitude | :1,800 m |
Harvest | :Jul.- Sep. |
Variety | :Geisha |
Process | :Washed |
生産者のレオナルド・ゲバラさんのゲバラ一家は300ヘクタールの土地を有しており、レオナルドさんはその中でも4ヘクタールのパルマレアルと名付けた特別な土地を個人的に管理しています。このパルマレアルで栽培されているのは全てゲイシャ種です。
クリーンな印象の中で、ゲイシャ由来のフローラル感もありつつ、ペルーらしい厚みのあるボディも兼ね備えているので、飲みごたえがあります。今年ペルーから唯一仕入れた貴重なロットのコーヒー、ぜひお楽しみください!
レオナルドさんが鶏に餌をあげているシュールな写真ですが、コーヒーは本当に素晴らしいのでご安心下さいね。笑
Producer | :Aqial |
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Farm | :Almalahi Village |
Region | :Haraz |
Altitude | :1,800 - 2,350 m |
Harvest | :Sep. - Dec. |
Variety | :Typica & Bourbon |
Process | :Anaerobic Diwani Quality Natural |
アルマラヒビレッジが位置する標高の高いハラズ山脈は、イエメンのコーヒー栽培における伝統と情熱を象徴していると言われています。
この領域ではコーヒーの木が神聖なものとして崇められており、長く受け継がれてきた歴史と文化もあいまって、コーヒーは単なる飲み物ではなく、家族の一つとして大切にされています。
DQ(ディワニ・クオリティ)プロセスと称される新しい嫌気性処理方法で、ハラズ独特の環境下に由来するフルーティなフレーバーと複雑な特徴を促進することに重点を置き、従来の加工方法ではまだ味わうことが出来ない味わいです。透明感がありつつ、しっかりとした甘さのあるロットです。イエメンのトップロットはなかなか手に入りづらいので、この機会に是非お楽しみ下さい!
生産者のジャミソンさんとは、2017年頃からお付き合いがあり、その頃から毎年ゲイシャのトップロットを購入させて頂いています。彼の生産するコーヒーが素晴らしい所以は、先進的な技術を取り入れるなど様々ありますが、そのうちの一つは、「持続可能性」で、いかに継続的に素晴らしいコーヒーを責任持って生産していくかを重要なテーマとして考えているからだと私たちは考えています。彼はいつも「責任あるコーヒー生産にはバランスの取れた生態系が不可欠である」と言っています。農園の周りは森林に囲まれ、まさに自然の中にあるコーヒー農園です。
一般的な農園は、森林を全て伐採して、コーヒーを植えるのですが、ジャミソンさんは元々あるこの土地の生態系と共生していくために、伐採は出来るだけせずに、コーヒーを植えていったそうです。“Valley of Flowers(花の谷)“や”Eternal Spring(常春)“とも呼ばれ、鳥や昆虫、植物の希少種が豊かに育まれている環境にもなっています。また、排気ガスを排出する機械や化学肥料は使用せず、有機肥料などを使用しています。更に、精製処理に必要なエネルギーは、太陽光発電を活用するなど、自然と共生したコーヒーづくりを目指しています。このような彼の生態系への深い敬意と先進的な技術が、このコーヒーの味わいにギュッと濃縮されています。